さて、今日から僕は何をすればいいのだろうか。窓の外に目をやると雨が降っている。

ダルイ日が続く。
就職情報サイトっていうやつの退会は大方済ませた。リクナビが依然登録したままなのは誰にもいえない。

僕がリクナビを登録したままだと知ってしまった貴方は、そのことをそっと胸にしまっておいて欲しい。

部屋の片隅に堂々と居座っている会社案内やらエントリーパックやら。かなりの量だ。しかも性質が悪いことに、そいつらを俺はほとんど使ってない。未使用のまま捨てることになるのか・・・。

さらに胸に何かがつかえるようなことが続く。今になってドチャドチャと封書が届いた。小学館、世界文化社。両方とも魅力的な出版社だった。もう少し早く出会えていればどうなったかは分からない。けれど、もう僕の進む道は決まってしまった。こうして僕は可能性を小さくしていくのかもしれない。が、歩き続ける限りそれは仕方ないこと。この二つに電話を入れることから明日がスタートするのだと思うと気が重い。

小学館はもう相当絞られているだろう。複雑な思いが僕の頭をかすめる。だが、もう決めたことだ。ただ、こう、何かが胸につっかえている感覚がする。気のせいかもしれないが。

“踵鳴る”と“LOVE BEAT”。
俺のディスクチェンジャーの内の二枚分をコイツラが占有する。コイツラが今月末はずっと部屋で鳴り続ける。

***
eastern youth/踵鳴る (一部抜粋)

行けば帰らざる雲が行きゃ
俺は口笛を吹きまくるさ

解答は知らない
教典はいらない
歩く踵がそれを識るだろう
朝の地鳴りが告げるだろう

怠く横たわる川面の憂鬱を
赤く煮え立つ空が染めれば
俺は涙をそこに捨てるよ

***

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