ピアスの白い糸
2001年5月25日ピアスの穴から出てきて、それを引っ張ると失明してしまうという、「ピアスの白い糸」。
多くの人がこの話しを聞いたことがあるんじゃないかと思う。例えこの話しを知っていなくとも、国道○号線の××隧道にはママチャリを時速80km以上の猛スピードで漕いでいる婆ちゃんがいるだとか、雨が上がった夕方に白い傘を持った目と鼻のない女の人に「コンタクトレンズを落としたの」と尋ねられるとか・・・、奇怪な話を何度かは耳にしたことがあるはずだ。
最初に話した都市伝説、ピアスの白い糸。これと同名のタイトルの本がある。噂、都市伝説、学校の会談など、現代の伝説を丁寧に収集し分析した興味深い本だ。
こういう本を読むと、「この伝説の出所は一体何処か?」、ということが気になって仕方がない。民間伝承や神話といった類の話も、最初はごく小さい社会的な集団しかその物語を保有していなかったに違いないが、何時の頃からか社会通念になっていたりする。このプロセスってどういうものだったんだろうか。
ユビキタスにネットワークが存在しつつある現在、そのプロセスはこれまでとは全く位相の違うものかもしれない。ネットワークは物理的な距離を無視し、異なる世界を現出せしめる。
そんな世界で今日イタズラ心が疼きました。
「中村玉緒のCMで有名なマロニーの原料は米」
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