俺は嫌いじゃないよ、君の言葉。
2001年6月25日最近良く話をする女性がいる。その人とちょっと立ち話をした。
フラれたそうだ。
その理由に俺は大笑いしてしまった。
1年以上付き合ったと言っていただろうか。
それだけ付き合った恋人達の別れる理由というのは、他に好きな人ができたとか、フィーリングが合わなかっただとか、そういうものを想像していた。
「××くんは、私の言葉使いが気に入らないんだってよ。なら付き合ってすぐ言えよ、なぁ。」(飲んだくれのオヤジみたいな、ベランメェ口調で)
だから、彼女の口から上のような言葉を聞いたとき、俺は吹いてしまった。
笑ってゴメン。でも久しぶりに面白い話を聞かせてもらったよ。
言葉使いが気に入らなかったと言った元彼は、ず〜っとそのことが気になってたのか、それとも、フトしたきっかけでそれが気になりだしたのか、俺には知る由もない。
彼女の言葉使いは、世間の言う女性の言葉使いからかけ離れている、というか、男とか女とかそういうツマラナイ分け方ではなくて、何ていうか、何とも言いようのない言葉使いであることは間違いない。
彼女の言葉使いは嫌いじゃない。
けど、好きにはなれない、やっぱ(笑)。
そんな彼女が最近好きだという曲は、天野月子だそうだ。彼女がどうして好きなのか、少しだけ分かった気がする。
***
天野月子/箱庭 (一部抜粋)
ヴェールを脱ぐ生まれたばかりの私の姿は
ただ小さく無防備でも
あなたと知るいろんなわたしの局面に触れたい
築き上げた過去を捨て
行き急ぐ足音もわたしはほほえむから
探してる答えなどもうどこにもないから
永遠とは何かを感じさせてね
頬を寄せて吐息を合わせて
もしあなたと始まることになっても
かまわないと今なら強く言えるの
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