死語

2001年8月9日

死語という現在ではほとんど用いられない単語があります。


最近では流行語大賞なんかを受賞しちゃうと死語になりそうだっちゅーの。
ってな感じで世の中には死語といわれるものが見えないところにゴロゴロ転がっているわけです。

googleにて泉麻人よろしく"死語"で検索してみたりすると、いきなり死語に関するホームページがワラワラヒットします。実は皆さん、死語好きなんじゃないっすかぁ〜?

まぁかく言う俺も死語大好きなので、"アユら〜"なんていう言葉を嬉々として使用しています、今が食べ頃だと信じて。
そんな死語好きな人たちは二、三年後のために「おっはー!!」(ポーズ付き)を鏡に向って猛特訓だと思います。僕も就寝時の訓練をここ1年ほど怠っておりません。

「おっはー!!」

早く来ないかな2004年(オリンピックが楽しみな訳じゃありません)。僕の「おっはー!!」が披露できる日を楽しみにしています。2004年には十分発酵しているでしょう、2001年の今ですら少しガスが出ているような気がしますからね。


なんて与太話はどうでもいいんですが、死語ではないのにここ最近口にしてない単語っていうのも数多くあると思います。最近、口にしてない単語って結構あると思いません?

う〜ん(ディスプレイの前で苦悶)、なかなか思いつきませんね。


う〜〜ん(キーボードを前に悶絶)、あ、こんなのどうでしょ?


"カサカギ"、漢字で書くとするなら"傘鍵"。


いやぁ〜、ここ十年ほど口に出そうと思ったことすらなかったっよ、カサカギ。

これは俺が住んでいた地域独自の単語なんっすかね?
これを読んでいる全国津々浦々の人は"カサカギ"の存在は知っていても、この単語は初耳だったかもしれません。それどころか"カサカギ"の存在自体も知らないということもあり得るかもしれません。

カサカギとはチャリンコの旧タイプの錠をガチャリと開けてしまう違法性が非常に高い代物です。その名のとおり、傘を分解して入手することができるものなんです。

僕が歳をとったということもあるんでしょうが、カサカギへの対抗策が施された錠が流行したこともあり、カサカギなんてここ数年聞いたことも口にしたこともありませんでした。

カサカギで蘇る僕の少年時代。何か最悪だな・・・(笑
(僕は幸か不幸か一回も使ったことありませんでしたが、何故か必ず持っていました・・・)


こんな調子で"ピッキング"って言葉がすんなりとなくなるって訳にはいかないんでしょうな。世の中には、最もピッキングに適しているというアノ錠が至る所にありますから。

なぁんてことを考えながら、鍵の差込口が横になっている、ピッキング対策が施された錠の鍵が僕のキーホルダーにも一つあるんですな。すんなり無くならないとしても何時かは"ピッキング"が無くなるのかもしれませんね。


こうやって社会の流れに合わせてちょっとずつ言葉が生まれ消えていくんかな、うたかたみたく。


BGM "YOU SAW IT ALL" by HERBERT

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