少女

2001年8月28日

どういう風の吹き回しか、最近少女漫画を読み始めた。

非常に残念だが、心底楽しめない。「面白いだろうな、これ」ということが頭では分かるが、他人に薦めるほど自分では面白さが実感できない。

「天○なんかじゃない(注:伏せました)」、通称「てんない」を足がかりとして少女漫画に進出しようと試みたのだが、正直ちょっとツライかも。


世界に救いがないストーリーをボクは基本的に好む。それに自己超越が関係していれば最高だ。希望のない世界でことさら明るく振舞うキャラクターがボクのお気に入りだ。

そうじゃなきゃ悲哀のヒーローと不安な世界をボクは求める。どこか不完全なヒーローが成長しながら世界を救うような、そんな話が大好きだ。


で、ボクが読んだ少女漫画はそういうもんじゃなかった。世界は希望に満ちている。ただ、そこにいる人間たちがグルグル周り続ける。どこかに進んでいるが、それは螺旋階段を上る(下る?)ような感じで、どこかまどろこっしい。

ボクは心の底から楽しむことがどうしてもできなかった。


そして何よりも問題なのは、愛蔵版のコミックスが昨日のにわか雨で濡れてしまったということだ。もちろん借り物なんだが・・・。


とりあえずは広辞苑の下にでも置いておくか・・・・・・


BGM “Rainy Streets” by Superchunk

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