関東

2001年11月4日
一昨日の日記では明日に続くと言っておきながら昨日は日記を書けず。


そういえば、「ブルー入ってる」とかっていうのも松本が言ってるのを見て使い出したような気がする、ま、いいや、それは置いとく。


今日は俺の考える九十年代関東の笑い。


多くの人が、とりわけ関西の人が、関東の笑いとして思い浮かべるのは「とんねるず」なのかなぁ。でもそれは断じてないんじゃないかと思う、俺に限って言えば。とんねるずから影響を受けたことはほとんどないし、俺の周りもそうだった。


んじゃ、誰かっていう話なんだが、これは「伊集院光」と「石野卓球」の名を挙げざるを得ない。AMラジオっ子だった俺は彼らに多大なる影響を受けている、受けすぎている。


彼らの特徴は何と言っても、ノンコミュニケーションな、他者を必要としないトークということだろうか。

松本が如何なる形であれ浜田(話相手になったり、話を促したり、反応を見せたりするような浜田的な役目の人)を必要とするのに対し、伊集院は基本的にソロトークで面白さを出していく。ツッコミが介在しなくてもそれだけで笑いが取れるような、独立して機能する独自の言い回しや表現方法を伊集院は多用する。

石野に至っては、トークの相手がいてもそれを人として扱っていない。言いたいことを塞き止めることなく吐きつづける。ビートたけしの毒舌とは違う。たけしはかなり計算して毒舌を吐いている(が為に、今は映画を撮るようになったと勝手に思っている)ように見える。相手が何を言おうが、何を考えていようが構わない。面白いと思ったことをとりあえず口に出す。もう相手がいようがいまいが関係ない。それが電気のスタイルだ。


んで、結局何が言いたいかというと、関東と関西に分割されていた俺の九十年代が“2ちゃんねる”で融合しているのかなぁと思って、ちょっと気が滅入っているというか、切なくなったというか、そんな感じ。


BGM “眠れない夜(Album Mix)” by BONNIE PINK

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