独歩

2002年8月18日
近ごろ気になるマンガはビックコミックスペリオールに連載中の「キーチ!!」である。

「ザ・ワールド・イズ・マイン」で有名な新井英樹氏の作品だ。

氏の作品の多くが、周囲とのコミュニケーションに何らかの問題を抱えるキャラクターが物語を走らせる(“問題”があるのは“周囲”なのかもしれないが・・・)。

氏の作品に顕著に見られるこの特徴はこの「キーチ!!」にもモチロン健在である。


したり顔で語ってみたが、何もボクはここで氏のマンガ分析、延いては、現代日本におけるコミュニケーションの現実などを語りたいわけでは全くないのである。


ボクはこのマンガの設定やストーリー展開や、はたまたコマ割などについて語る気はさらさらなく、当然、コミュニケーションの“コ”の字が頭に浮かぶこともない。


この作品が気になっている理由は、作品中に描かれている街なのだ。

この街を遠い昔見たことがある、ような気がする、ような・・・。

例えば、単行本1巻に収録されている第三話の舞台となる公園。第二話の1コマ目の街並み。第七話の幼稚園。

どれもこれも見たことがある気がする。そんな気がしてしまう。両国周辺なのではないかと思うが、確信は持てない。

これまでボクの足はボクの疑問を解決し続けてきた。


そんなわけで来週末にでも両国を散策してみようかと思っている。


[BGM]
UNDERWORLD >
TWO MONTHS OFF

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索