昼食 −先日 その2−
2004年6月5日 エッセイ結局は住んでみなければ分からない。隣がやたら騒がしいヤツかもしれないし、夜にはゴキブリがザワザワ動き出すかもしれない。
彼はこれだけは譲れないという幾つかのポイントを彼女に示す。傍から眺めていると、どうやら彼はここに傾いているようだ。大家を交えて契約の話をすることになり、そこに居る必要の無い僕は外に出ることにした。
小学校が近くにあり、近くには駄菓子や文房具屋がある。駄菓子屋の店先でアイスキャンディーを買い、それを口にしながら近くの商店街をブラつく。人通りが少なく寂しい。僕くらいの年齢の人間は、他にいない。
30分くらい近くをブラつき、あと少しの期間だけは彼女の部屋、そしてこれからは彼の部屋になるだろう場所へ戻る。彼と彼女が卓袱台を囲み、大学の話などをしている。無事に手続きが済んだようだ。
これからどうするか。とりあえず大学に行ってみることに決まった。その前に少し遅い昼食を近くで済ませることにする。三人でチェーンのイタメシ屋に入り、これといって特徴もないメニューから各々注文し、料理が運ばれてくるのを待った。相変わらずのAセットだとかBセットだとか、ほとんど見慣れたものばかりだ。今日も、前に何度が食べたことがあるパスタを口に運ぶ。フォークにそれを絡めながら、三人で他愛もない話を続ける。
食事を終える。三人で店を出る。彼が彼女に別れを告げる。僕は全く分かれるつもりは無かったのだが、そういうことなら仕方が無い。無理に彼女を大学まで連れ出す理由も無いのだ。彼女とはここで分かれることにして、彼と僕の二人は大学に向かうことにした。
大学に着く。どうやら彼には会おうと思っている人がいるらしかった。携帯でその人に連絡をしている。相手が誰なのか、僕には全く予想がつかないでいる。
<また続く>
[BGM446]
Mouse On Mars >
Spontanous Reconstruction
彼はこれだけは譲れないという幾つかのポイントを彼女に示す。傍から眺めていると、どうやら彼はここに傾いているようだ。大家を交えて契約の話をすることになり、そこに居る必要の無い僕は外に出ることにした。
小学校が近くにあり、近くには駄菓子や文房具屋がある。駄菓子屋の店先でアイスキャンディーを買い、それを口にしながら近くの商店街をブラつく。人通りが少なく寂しい。僕くらいの年齢の人間は、他にいない。
30分くらい近くをブラつき、あと少しの期間だけは彼女の部屋、そしてこれからは彼の部屋になるだろう場所へ戻る。彼と彼女が卓袱台を囲み、大学の話などをしている。無事に手続きが済んだようだ。
これからどうするか。とりあえず大学に行ってみることに決まった。その前に少し遅い昼食を近くで済ませることにする。三人でチェーンのイタメシ屋に入り、これといって特徴もないメニューから各々注文し、料理が運ばれてくるのを待った。相変わらずのAセットだとかBセットだとか、ほとんど見慣れたものばかりだ。今日も、前に何度が食べたことがあるパスタを口に運ぶ。フォークにそれを絡めながら、三人で他愛もない話を続ける。
食事を終える。三人で店を出る。彼が彼女に別れを告げる。僕は全く分かれるつもりは無かったのだが、そういうことなら仕方が無い。無理に彼女を大学まで連れ出す理由も無いのだ。彼女とはここで分かれることにして、彼と僕の二人は大学に向かうことにした。
大学に着く。どうやら彼には会おうと思っている人がいるらしかった。携帯でその人に連絡をしている。相手が誰なのか、僕には全く予想がつかないでいる。
<また続く>
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